絶対読むべき面白いアートの本をまとめました!美術の本でおすすめはコレ!

私が今までに読んだ美術の本をまとめています。(2020/09/20更新!)

備忘録として、また、面白いアート系の本を探している人の参考になればと思います。

読んだ本が多すぎて、全然載せきれていません!!少しずつ追加します。(笑)

初心者向けのめちゃくちゃわかりやすい本はこちら↓

絵本バージョンはこちら↓

★★★★★:超オススメ!


観察力を磨く 名画読解 (早川書房)

軽く100冊は美術系の本読んでいますが、この本が一番好きです!

良かった!強くおすすめします!星1億!!

さらにいうと、この本は美術について…というよりも、「観察力を磨いて分析力を身につけよう!」っていう内容の本です。

自分が普段、いかに周りを見ているつもりで、見ていないのか思い知らされます。(笑)

読んで損はないので、ぜひ手に取ってみてください!


齋藤孝のざっくり!美術史

すごく読みやすくて面白いのでおすすめです!

「うまさ」「スタイル」「ワールド」「アイデア」「一本勝負」というユニークなくくりで画家を紹介しています。

スーラの点描を、ラインストーンでデコる人たちに例えているのが、個人的にはツボでした。(笑)


眠れる名画―スリーパーを競り落とせ!

どこからか出てきた誰も興味を持たないような絵が、実は非常に価値のある名画だった…!

そんな絵のことを「スリーパー」と呼びます。

経年劣化や、上から別の絵や色を塗られてしまったり、切り取られたりして、「これは特に価値のないよくわからない絵です」となっていたものを、

画商たちが名探偵ばりに推理して「いや、これはあの有名画家の作品だ」と謎を解明していきます。

スゴ腕画商のドキュメンタリーみたいな作品で、美術業界の裏側が覗けちゃいます!


5分でわかれ!印象派

めっっっちゃ笑いました。

マンガなのでさらっと読めちゃいます。

読み物として普通に面白いので、絵について興味はあるけど、本読むのはダルいなぁ〜みたいな人にオススメです。

画家のクセを強調&創作して描いているので、実際の人物像とはまた違うのですが、

「どんな画家がいるのかわからない」「印象派って好きだけどどれも同じに見える」みたいな人が読むと、自分の推しを見つけられるかもしれません。(笑)


鑑賞のためのキリスト教美術事典 (リトルキュレーターシリーズ)

「宗教画って何描いてあるのかわかんな〜い」の99%を解決してくれる本です。

キリスト教ではたくさんの聖人がいるのですが、キリスト教でない人からしたら、誰が誰なのかよくわかりませんよね。

その見分け方や、よく描かれるシーンについて絵やイラスト多めで解説が載っています。


マリアのウィンク―聖書の名シーン集 (ハートアートシリーズ)

聖書の名シーンがとってもわかりやすく載っている本です。

西洋絵画には聖書のシーンがこれでもか!というくらい登場するので、どんな内容なのか知っておくと何かと便利です。


ヴィーナスの片思い―神話の名シーン集

こちらは神話の名シーンをわかりやすく解説した1冊です。

映画やゲーム、マンガなどの元ネタが神話だったりするので、知っていると絵画鑑賞以外でも役に立つかと思います。


巨匠に学ぶ配色の基本―名画はなぜ名画なのか? (リトルキュレーターシリーズ)

「もし名画のこの部分の色が違ったら、どう見えるのか」というのを、本当に色を変えて見比べてみた!という本です。

若干誘導っぽいところはあるのですが(笑)、確かに色を変えた方より、巨匠が描いた絵の方が良く見えてきます。


天使のひきだし―美術館に住む天使たち (ハートアートシリーズ)

絵画に描かれている天使って、いろんな種類があることを知っていますか?

この本では、とてもわかりやすく、天使について解説しています。天使図鑑です。


悪魔のダンス―絵の中から誘う悪魔 (ハートアートシリーズ)

なぜか私が持っている本とは表紙が違いました。

絵画に描かれた悪魔についてこれほどわかりやすく、詳しく解説している本って無いんじゃないでしょうか。


名画に教わる名画の見かた (リトルキュレーターシリーズ)

題名がややこしいのですが、この本は、絵の中に描かれた「画中画」を解説した本です。

「この絵の中の壁に、この絵が掛かっているのはこんな意味があったんだ〜」というのがわかって面白いです。


鑑賞のための西洋美術史入門 (リトルキュレーターシリーズ)

視覚デザイン研究所の本は、どれを読んでも本当にわかりやすくてオススメです。

難しい言葉が一切使われていないので、初心者向けのとてもわかりやすい本です。

★★★★☆:安定の面白さ


名画のすごさが見える西洋絵画の鑑賞事典

西洋絵画に興味あるけど、まず最初の1冊、何読んだらいいかわからないナ〜という人にまずおすすめしたい本です。

ざっくりといろんなことが知れます!

西洋美術史、キリスト教やギリシャ神話の登場人物、時代背景、作品の鑑賞ポイント、どんな画家?など、簡潔にまとまっています。


アイテムで読み解く西洋名画

赤い帽子に赤い服、白くて長い髭と、トナカイ、たくさんのプレゼントを持った人物の絵をみたら「サンタクロース」だとわかりますよね?

西洋絵画でも同じように、こういう格好をしている人は誰、この動物や果物と一緒に描かれたらこの人、のような約束事があります。

これを知っていると、初見でも「この絵に描かれているのは〇〇だなぁ」とわかるようになります。

それを簡単に解説しているのがこの本です。


怖い絵 (角川文庫)

西洋絵画に興味あるような無いような…

興味あるけど、本読むほどではないんだよな〜という人に強くオススメするのが、中野京子さんの『怖い絵』シリーズです!

何冊かあるのですが、どこから読んでも大丈夫です!

絵画の楽しみ方を教えてくれる、本当に面白い本です。

「怖い絵」というタイトルですが、別にホラーではありません。

例えば、この表紙の絵はラ・トゥールの《いかさま師》という絵なのですが、女性の目つき気になりません?

気になりますよね〜この視線が何を意図しているのかわかると、この絵が怖く思えてくるんです!

気になる方は是非読んでみてください!


怖い絵2

『怖い絵』第2弾ですが、こちらより、下の新しいバージョンがオススメです。

若干こちらの方が解説途中の絵や写真が多いですが、内容は同じです。


怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

「怖い絵 2」に加筆訂正し、新たに2作を書き加えたバージョンです!

表紙の絵、怖い絵展の目玉《レディ・ジェーン・グレイの処刑》の悲しくて怖いストーリーなど、様々な怖い絵について読み解いていきます。


怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)

相変わらず面白くて大好きなシリーズです!

表紙の、見るからに強そうな皇女ソフィアと弟の姉弟喧嘩とか、すごいですよ。

この絵のソフィアは幽閉されているのですが、一つだけある窓の外には、絞首刑の死体をぶら下げられていたり…


運命の絵 (文春文庫)

中野京子さん作なのでとても読みやすいです。

運命の瞬間を描いた作品が紹介されています。

表紙はルノワールの《シャルパンティエ夫人とその子どもたち》という絵ですが、なんとびっくり真ん中の子は男の子です。


中野京子と読み解く 運命の絵

上の本と内容は同じです。


中野京子と読み解く 運命の絵 もう逃れられない

中野京子さんの本は、その絵が描かれた時代背景や、小ネタを混ぜて絵の説明を簡潔にしてくれるので、飽きないし、本当に面白いです!

個人的には、モローの非常にごちゃごちゃした絵を「大金持ちのゴミ屋敷」と表現しているのが面白かったです。

これ以上描くところ無さそうなくらい細かくぎっしりの絵に対して、「(絵を描く時間が)あと2ヶ月ほしかった」とモローが言っていたというエピーソードが最高でした。何を描くの。


「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか (NHK出版新書)

その画家が、どんな絵を描いて生きて、最後に何を描いたのか…15人の画家の「絶筆」の謎に迫るという内容です。

絶筆が最高傑作という画家は聞いたことがありませんが、最後に描いたのがどんな絵だったのか、確かに気になる〜!ということで、とても面白かったです。


欲望の名画 (文春新書)

26作品の名画に描かれた人間の欲望を読み解いていく本です。

時代背景や画家の意図などが、とっても簡潔に書いてあるので、さらっと読めちゃいます。


名画の中の恋人たち

こういう切り口の本って面白いですよね〜!

画家の恋や愛から生まれた26の名作を、多数の絵と、簡潔な解説で紹介しています。


額縁と名画―絵画ファンのための額縁鑑賞入門

額縁についての本なので、マニアックですがとっても面白かったです。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、世界の美術館でも珍しく、「元々付いていた額縁をなるべく使う」スタイルの美術館です。

そんなロンドン・ナショナル・ギャラリーの学芸員さんの本なので、出てくる絵はそこの美術館の絵のみです。

ただ、内容がとってもあっさりしていて30分くらいで読めてしまうので、もっと分厚い本を作ってほしいです。

情報量が少ないのが残念。


アートのロジックを読み解く 西洋美術の楽しみ方

イラストも多く、解説もわかりやすくて、なによりおしゃれ。センス!

西洋美術史の大まかな流れがわかる1冊です。


ブリューゲルの世界 (とんぼの本)

情報量がすごい!

ブリューゲルの絵って、知識なしで見ても絵自体が面白いのですが、何が描かれているのかわかるともっと面白いです。

この本では、代表作《ネーデルラントの諺》の諺を全て解説してあったりと、分厚い本ではないのに、内容がとにかく充実しています。


ART GALLERY テーマで見る世界の名画 1 ヴィーナス 豊饒なる愛と美の女神 (ART GALLERYテーマで見る世界の名画)

大型本の画集です。

絵画に描かれたヴィーナスだけを集めた1冊です。

写真がキレイで、絵によっては細かな解説が付いています。

同じヴィーナスを描いているのに、画家によって表現の仕方が全然違うので、見比べるのも楽しかったです。


ART GALLERY テーマで見る世界の名画 2 肖像画 姿とこころ (ART GALLERYテーマで見る世界の名画)

肖像画バージョンです。

ジョジョの荒木先生のコラムも読めます。

荒木先生が一番好きな画家は誰なのか、気になる方は是非チェックしてみてください。(笑)


巨匠に学ぶ構図の基本―名画はなぜ名画なのか? (リトルキュレーターシリーズ)

このシリーズはどの本も読みやすくてとってもオススメです。

ただ、この本は「構図」と言いつつ、構図以外の内容も多く(色を変えてみたら〜等)、構図について詳しく知りたい人向けではありません。


東京ミュージアムガイド

表紙が可愛くてジャケ買いした1冊です。

中も雑誌みたいな感じでとてもオシャレで、パラパラ見ているだけでも楽しいです。

その美術館にカフェやロッカーなどがあるのかも書いてあるので便利。

ミュージアムショップでどんなものが売っているのかや、周辺のカフェ情報なども載っています。


チャートで読み解く美術史入門

文字を読みたく無いけど、美術史の流れが知りたいという人向けの、かなり大雑把にまとまった本です。

視覚に訴えかけてくる系の本で、美術の本の中でも斬新だなって思いました。


モチーフで読み解く美術史入門

このモチーフが絵の中に描かれていたら、こんな意味があるよ、というのがまとまっています。

とてもわかりやすいのでオススメです。


印象派という革命 (ちくま文庫)

なぜ日本では印象派が人気なのか、印象派の何がそんなにすごいのかを読み解いていく本です。

マネ、モネ、ルノワール、ドガ 、モリゾ、カサットを取り上げています。

読みやすいのでオススメです!


巨匠に教わる絵画の見かた (リトルキュレーターシリーズ)

この本のコンセプト面白いな〜って思ったのは、有名な画家が、有名な画家の絵をどう見たのか、まさしく「巨匠に教わる絵画の見かた」が書いてあるところです。

なので、画家についての説明はそこまで詳しくありません。

でも、その画家の絵を、他の画家がどう解釈してどう評価したのかを知ることができて、面白かったです。


巨匠に教わる 絵画の技法 (リトルキュレーターシリーズ)

巨匠の技法(油彩)を再現して、こう描くんだよ〜っと教えてくれる本です。

美大や絵画教室に通っている人からしたら、素人向けすぎるのかもしれませんが、素人的には本当に良かったです。

《モナ・リザ》で使われているスフマートという技法、「スフマート」という言葉はよく聞くけど、どう描くのかなんて全く知らなかったので、「へぇ〜」って思いました。(笑)

★★★☆☆:面白いヨ


怖いへんないきものの絵 (幻冬舎単行本)

『へんないきもの』と『怖い絵』が合体した作品です。

早川いくおさんの書く文章が面白くて笑えます。

軽めな感じでとっても読みやすくておすすめです。

蟹座がどうして蟹座になれたのかという話が、あまりにもシュールすぎて個人的にツボでした。


怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック

2017年に開催された「怖い絵展」の解説本的なものです。

薄くて読みやすいです!

学芸員の方が、中野京子さんのいう「怖い」の概念を、海外の美術館の人に伝えるのが難しかったという話、確かになぁって思いました。


名画に見る男のファッション (角川文庫)

絵画30点に描かれた当時の男性ファッションの流行と、男の美への執念について解説しています。

1つの絵についての解説が短いので、サクサク読めちゃいます。


迷宮美術館 アートエンターテイメント

NHKで放送されていた『迷宮美術館』をまとめた本です!

いろんな画家や絵の小ネタを、絵多めの2ページくらいで簡単にまとめているので、「へぇ〜」って思いながら、雑誌を読んでいる感じで、気軽に読めます。

ミレーの《晩鐘》を国同士で奪い合う話とか面白かったです。


迷宮美術館 第2集

《ミロのヴィーナス》のスリーサイズを測ってみた!なんていうコーナーがあって引きました…(笑)


迷宮美術館〈第4集〉―アートエンターテインメント

ホルバインが、国王のために、花嫁候補のアンをものすごく美化して描いて、

それを見せて、美人だと思い込んで結婚したら、その肖像画とはかけ離れた容姿で、「うわわわ〜!」って困るエピソード、笑う。


迷宮美術館 第5集

遠近法が苦手なルソーが、花瓶に活けられた花を全て正面から描いたって話が面白かったです。ルソーだなぁ。


花と果実の美術館―名画の中の植物

絵画の中に登場する、花や木や果実40種類ほどの意味や象徴性を読み解いた一冊です。

初心者向けではないかな〜、絵にある程度興味がある人向けです。

絵画の中に登場する植物の意味をまとめた本ってあまりないので、貴重〜!


常識として知っておきたい「美」の概念60

まず言いたいのは、初心者向けではありません。

教科書的な解説なので、ある程度知識が無いと難しく感じるかと。

ただ、「ゴシックってなんだっけ〜?」「北方ルネサンスね、聞いたことはあるけどなんだけ…」みたいなときに、パッと調べられるので、個人的には好きです。


ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学

広辞苑とかハリーポッターの本並に厚いですが、図が多いので、意外とすらすらっと読めちゃいました。

ブリューゲルの《子供の遊戯》という作品に出てくる多種多様な子供たちの遊びを詳しく解説しています。

当時本当にあった遊びを知ることができて楽しかったのです!完全にオタク向けです。(笑顔)

★★☆☆☆:可もなく不可もなく、普通


迷宮美術館 第3集

第3弾は、日本の美術館で見ることが出来る絵の紹介が多めでした。

なので日本画が多いです。

仙崖が「○△□」で宇宙を表現したっていうのが、江戸時代なのに現代っぽいユーモアがあって良きでした。


クイズ迷宮美術館―アートエンターテインメント《スペシャル版》

シリーズ1〜5の総集編っぽい感じでした。


NHK『迷宮美術館』巨匠の言葉

こちらは、絵少なめ文字多めの総集編ぽい感じでした。

文字多めとは言っても、とても読みやすいので、1〜5巻読むのはちょっと…っていう人にはオススメです!


画家事典 (玄光社MOOK)

めちゃくちゃ簡潔。良くも悪くも簡潔って感じでした。

初心者だと、説明文短すぎて逆に頭に入ってこない感じで、知識がそれなりにある人だと、物足りなく感じると思います…。

★☆☆☆☆:う〜〜む


みんなが知りたい!「世界の名画」がわかる本 (まなぶっく)

これを読むなら、下の新しいバージョンをおすすめします。


小学生のための「世界の名画」がわかる本 まなぶっく

上の本に、加筆・修正を行った新版がこちらです。

小学生向けの本なので、小学生が読んだら面白いのかもしれませんが、大人が読んでも特に…です。

個人的には小学生向けの割に、言い回しも難しい気がしました…。


名画の中の植物−−〈美術の植物学〉への招待

期待しすぎたせいか、ちょっとガッカリしてしまいました…。

絵画の中に登場する植物とその意味を知りたかったのですが、この本は、本当に「植物」のことしか解説していません。

絵の中に登場する花の種類は…この木は…みたいな感じです。

さらに、ばんばん特定していくならまだしも、結局この植物は何かよくわかりませんね…みたいな感じで、えっ…ってなりました。


モナリザの秘密 目からウロコの鑑賞術26章 (リトルキュレーターシリーズ)

視覚デザイン研究所の本は本当にわかりやすくて好きなのですが、これはどうしても受け付けませんでした。

というのも、巨匠の作品のここが傑作!という解説は良いとして、「なかなか佳作」という上から目線な評価が無理すぎました。失礼かよ…。


巨匠に学ぶ風景画 傑作の法則―名画の謎を解く20のメソッド (リトルキュレーターシリーズ)

これも上と同じ理由ですね。

「佳作」ってなに?名画でしょ?!?!って喧嘩腰になっちゃう人にはおすすめしません。(私です)