ミュシャの絵とカードキャプターさくらのクロウカードは似ている??

こんにちは!

『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードという魔法のカードと、ミュシャのイラストってとても似ているんです!

『カードキャプターさくら』のクロウカード


カードキャプターさくら クロウカードコレクションセット ライト

私、小さい頃『カードキャプターさくら』が大好きで、登場する魔法のカード「クロウカード」家にありました。

これタロット的な感じで占いもできて、なかなか楽しかった記憶があります。

なので大人になって初めてミュシャのポスターを見たとき、「あっ!!!クロウカードだ!!!」って真っ先に思いました。(笑)

どんな画家が描いたのか見ていきましょう!

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939年)


アルフォンス・ミュシャ《パレットを持った自画像》1907年頃

アルフォンス・ミュシャはチェコの画家です。

小さな村の貧しい家庭に生まれたミュシャは、中学校に入り、教会の聖歌隊になりました。

その後声変わりによって聖歌隊と学校を辞め、父親と同じく裁判所で働くことにしますが、「こんなのやりたいことじゃない!」と思うように。

18歳でプラハの美術アカデミーに応募するも不合格

「別の職を探しなさい」とまで言われてしまいます。

ウィーンで舞台装置工房で働きだすも、経営不振でクビ

踏んだり蹴ったりなミュシャにある転機が訪れます…

パトロンとの出会い

ミクロフで絵描きをしていたミュシャの作品がクーエン伯爵の目に止まります。

クーエン伯爵の弟のエゴン伯爵がミュシャのパトロンとなり、ミュンヘン美術院(近年では入学していなかったのではと言われている)、そしてパリのアカデミー・ジュリアンに通えることになりました。

友達はゴーギャン

当時貧乏な画家の溜まり場であったシャルロット食堂で、ミュシャはゴーギャンと出会い、友達になります。

 

ズボンを履かずにオルガンを弾いているゴーギャンをミュシャが撮った写真が残っていたりと、その仲の良さがうかがえます。

人生の転換期 舞台女優サラ・ベルナールとの出会い

ジスモンダ


アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1894年

34歳のクリスマス、印刷所で働いていたミュシャの元に急きょ仕事の依頼が舞い込んできました。

それは舞台女優サラ・ベルナール主演の劇『ジスモンダ』ポスター制作です。

この劇が大人気で、急きょ再演することになりポスターが必要でした。

みんなクリスマス休暇を取っており、ミュシャしか絵を描ける人間がいませんでした。

サラはミュシャの『ジスモンダ』のポスターの出来栄えに大変感動し、6年契約を結びました。

パリでもミュシャのポスターは大評判となり、一躍時の人となります。

椿姫


アルフォンス・ミュシャ《椿姫》1896年

小説『椿姫』が戯曲化されたときの宣伝用のポスターです。

主演はサラ・ベルナール。白い椿の花が大好きだった高級娼婦、椿姫を演じています。

『椿姫』の作者も、「まさしくイメージ通り!」とサラを賞賛しました。

サラはこのポスターをとっても気に入っていました。

ミュシャはポスターだけでなく、サラの依頼で舞台衣装のデザインも手掛けました。

ロレンザッチオ


アルフォンス・ミュシャ《ロレンザッチオ》1896年

『ロレンザッチオ』の宣伝用のポスターです。

サラ・ベルナールが主役ロレンザッチオを演じました。

メディチ家というお騒がせ大富豪一家の揉め事が劇になっています。

サラが初めて男装した作品でもあります。

メディア


アルフォンス・ミュシャ《メディア》1898年

『メディア』の宣伝用のポスターです。

サラ・ベルナールがメディアを演じました。

夫の浮気に怒り狂ったメディアが、不倫相手と自分の子供を見せしめのために殺してしまう悲惨な話です…

ポスター手前で倒れているのは自分の子供です。

メディアが腕に付けている蛇のブレスレットのデザインを気に入ったサラは、実際に作成を依頼しました。

しかもなんと!大阪の境アルフォンス・ミュシャ館で実物を見ることができます!

私も昔見たことがありますが、おぉ〜〜!って感じで、絵の中のものが目の前にブレスレットとして存在していることにテンション上がりました。

ハムレット


アルフォンス・ミュシャ《ハムレット》1899年

『ハムレット』の宣伝用ポスターです。

ハムレットをサラ・ベルナールが演じました。男役です。

物語に出てくる主要人物が全員死んでしまうという悲しすぎる話です。

物語に登場するハムレットに恋するオフィーリアはミレーのとっっっても美しい絵画でも有名ですね!

このポスターでも下の方で横たわっているのがオフィーリアです。

黄道十二宮


アルフォンス・ミュシャ《黄道十二宮》1896年

カレンダー用に依頼されて制作した作品です。

非常に人気があり、何度も使用されました。

女性の顔の周りには12星座が描かれています。かわいい。

顔を横にすることによって、美しい髪飾りが目立ち、画面が華やかになります。

美しい装飾と女性を組み合わせた作風は「ミュシャ様式」と呼ばれました。

夢想


アルフォンス・ミュシャ《夢想》1898年

こちらもカレンダー用に制作した作品です。

この絵も人気があり、上の文字が入っているところに他の企業の名前を入れてポスターとして使われたりしました。

まとめ

ミュシャのポスターは上下に文字があって、装飾でメインの絵を囲んでいるのが特徴で、それはクロウカードにも通ずるところがあります。

2020年の今年は、ミュシャ生誕160周年です!

そんな昔の画家の作品なのに、今見てもおしゃれだと思えるデザインってすごいですよね。

いろんなところにパロディとして「ミュシャ風」が使われていたりするので、探してみるのも面白いですよ〜!